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みなさんこんにちは、みい太郎(@haru_shimakuma)です( ´∀`)
「シニア犬になって食欲が落ちてきて…」や「最近太ってきてるからダイエットさせたいんだけど…」など、愛犬と過ごす中で食事について悩んでいる方がいらっしゃるかと思います。
私も前に飼っていたチョッパーがシニア期に入った時に、食欲が落ちてきたことがきっかけで食べ物について調べるようになりました。
そこで出会ったのが「最高の栄養バランス」と言われる鹿肉。
今回は肥満やシニア犬にとてもおすすめな鹿肉について、分かりやすく解説していこうと思います( ´∀`)
4つのメリットについて
最高の栄養バランス
高タンパク・低脂質
鹿肉の脂質は、牛肉、豚肉、鶏肉と比べて10分の1以下と超低脂質です。
また、他の肉と比べてカロリーも半分以下でダイエットに向いています。
さらに驚くべきはタンパク質。
脂質、カロリーともに低くありながらも、タンパク質は他の肉と同程度入っています。
なので、鹿肉は高タンパク低脂質の肉として多くの人に知られています。
鉄分が豊富
鹿肉には、牛肉と比べて3倍の鉄分が含まれています。
鉄分は赤血球を作るのに必要で、体を疲れにくくする効果があります。
ビタミンが豊富
鹿肉はビタミンB2を牛肉の1.2倍、ビタミンB12を牛肉の2倍含んでいます。
ビタミンB2は皮膚、毛艶、爪など細胞の再生に必要な栄養素です。
また、ビタミンB12は貧血防止効果があります。
カルニチンが豊富
カルニチン(L-カルニチン)は、脂肪の燃焼に不可欠な栄養素です。
ダイエットや体力の向上など、運動能力を高めてくれます。
年齢が上がると、体内でのカルニチン生成量が減少していきます。
なので、ダイエットさせたい愛犬やシニアの愛犬にとても大切な栄養素となります。
つまり,本研究の結果から,カルニチンの連続投与はエネルギー消費を増大させる効果をもつとともに,高脂肪食の長期摂取による内臓脂肪の蓄積を抑制・改善することが明確になった。
カルニチンがラットのエネルギー代謝に及ぼす効果 石 見 百 江*,1,2,下 岡 里 英1,嶋 津 孝1
リノール酸が豊富
また、必須脂肪酸(体内で生成できない脂肪酸。つまり食事から摂ることしかできない)であるリノール酸が豊富に含まれています。
リノール酸には、抗ガン作用や肥満防止の効果が期待されます。
嗜好性が高い
一般的に鹿肉は嗜好性が高いと言われています。
私の愛犬のチョッパーやエラ、ハルのみんなが喜んで食べてきました。
SDGsに貢献できる
日本において、現在シカの数が増えていることを理由に、害獣として駆除・廃棄されています。
そのシカの命を大切に扱おうという考えのもと、栄養満点の鹿肉を人間用、ペット用に加工、販売するお店があります。
鹿肉を利用することや、シカから食害を防ぐことは、SDGsの「2.飢餓をゼロに」「12.つくる責任つかう責任」「15.陸の豊かさも守ろう」につながることが分かります。
アレルギー反応が出にくい
アレルギー反応が出にくい理由は2つあります。
1つ目は、シカ自体が添加物を摂取する可能性が低いこと。
牛や豚などの家畜と比べると、自然界で暮らすシカが添加物を摂取する可能性はとても低いことが分かります。
2つ目は、犬が鹿肉を食べる経験が少ないことです。
後天性の食物アレルギーは同じものをずっと食べ続けることで起こる場合があります。
このことから、今までに食べたことのない物を食べることで、それを避けることができるのです。
デメリット
値段が高い
牛、豚、鶏など家畜とは違い、猟師がシカを捕獲するため、どうしても数が限られます。
そうすると、必然的に鹿肉の価格も上がってしまいます。
「鹿肉をあげたいけれど、ちょっと値段が」という方には、鹿肉ジャーキーなどのおやつがおすすめです( ´∀`)
腎臓の病気を持つ子には注意
腎臓に病気を持つ愛犬の場合には、鹿肉の量を少なくするか、与えるのをやめましょう。
鹿肉は腎臓に負担のかかるリンが豊富に含まれているため、愛犬の体に負担がかかってしまいます。
鹿肉アレルギーの可能性もある
アレルギー反応の出にくいと言われる鹿肉ですが、もちろん愛犬によってはアレルギー反応を起こす子も可能性として考えられます。
アレルギー反応:食後の痒み、皮膚炎、嘔吐、下痢などの症状
以上の反応が出た場合には、鹿肉を与えるのを控えるのが良いでしょう。
ただし、下痢に関してはドッグフードを変えるとよく出る反応でもあるので、慎重に見極めましょう。
与える量は
鹿肉1gあたり約1.2kcalです。
ドッグフードのトッピングとして鹿肉を与える場合、1日に必要なエネルギーの2割程度までにすると良いようです。
体重6.5kg、8歳で避妊済みのハルで計算をしてみます。
PER(安静時エネルギー要求量)の簡易計算式
PER=(体重)× 50(小型犬) or 40(中型犬) or 30(大型犬)
ハルの場合、PER=6.5 × 50 = 325
1日に必要なエネルギー = PER × 係数
離乳期〜4ヶ月齢 :PER × 4.0
成長期(4ヶ月〜):PER × 2.0
避妊去勢後 :PER × 1.6
未避妊未去勢 :PER × 1.8
肥満傾向 :PER × 1.4
ハルは避妊後なので、325 × 1.6 = 520
1日に必要なエネルギーは520kcalとなります。
1日2食なので、520 ÷ 2 = 260
鹿肉を与えて良い量 = 260 × 0.2 = 52
52(kcal) ÷ 1.2 (kcal/g) = 43 (g)
1食で43gの鹿肉を与えて良いことになります。
鹿肉をあげたら下痢になった
どんなドッグフードやお肉でも同じことが言えますが、食べるものが変わると胃腸が驚いて下痢を起こすというのはよくあることです。
そのため、鹿肉に関しても初めは少量ずつ与えることをおすすめします。
どこで買えるの?
我が家では、岡山県西粟倉村「森のジビエ」さんの商品を購入しています。
森のジビエさんの公式ホームページまたは楽天市場でふるさと納税の返礼品として出品されています。
私も最初のきっかけはこのふるさと納税でした( ´∀`)
私は元々違うお店で人間用の鹿肉を買っていました。
しかし、偶然見つけた森のジビエさんのホームページで、鳥獣保護管理のために獲られたシカを猟師の方から受け入れて自社で解体加工していることを知りました。
今まで飼ってきた愛犬のチョッパー、エラ、ハルはみんな好んで森のジビエさんの鹿肉を食べています。
我が家では、生肉で与えています。
これからもしっかり食べて、健康に過ごしてほしいです( ´∀`)
まとめ
いかがでしたか。
栄養満点と言われる鹿肉についての紹介でした。
愛犬に合うかどうかを判断して、その子にとって健康に過ごせる食事を与えることが一番大切ですね。
それではまた次回!
みい太郎(@haru_shimakuma)でした( ´∀`)
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